お金の話
安心な老後のための貯蓄
どこにお金を貯めるべき?
「貯蓄」と聞くと、まず思い浮かぶのは、銀行の定期預金。
でも本当にそれでいいの?って言う話をします。
銀行の定期預金の現状
例えば、みずほ銀行のスーパー定期。
金利は、なんと、、0.002% 。
割合0.002じゃなくて、0.002% 。
ということは、100万円預けて、1年でなんと、2000円。
1000万円預けても2万円。
これはさすがに少なすぎでは...全然"スーパー"じゃないね。
インフレとかの話
お金の価値は、不変じゃないことはなんとなくわかると思います。ので略
- 例えば、最近一人暮らししてびっくりしたのが、野菜の値段。
(野菜はインフレとか関係なく収穫量とかもあるけどまぁ、わかりやすい例で。)
今まで青ネギ一束は、まぁ、高くて98円!みたいな感覚持っていましたが、この前、一束165円とかで売ってました。びっくり。おんなじ品物でも需要と供給によって値段って全然変わりますね。自然の摂理。
自分では
100万円銀行に預けてる!青ネギ1万束買える!つよい!
って思ってても、10年後には、
5千束しか買えん..生きていけん...
てことになるかもしれないってこと!
じゃあどうすりゃいいの!!①
オススメは"個人向け国債"の変動10年型
個人向けの日本国債てのが、一つの手としてあります。
- 日本国債って?
その名の通り、日本にお金を貸す代わりに何年後かにプラスで返してあげるよーっていう仕組み。国債って聞いた時、僕はやばそう..って思いました。だいたいみんなそうな気がします。まぁ説明します。
日本国債には、3つ種類があって、
- 固定3年型
- 固定5年型
- 変動10年型
があります。
固定・変動ってのが頭についてますね。
こう見ると、長期金利がめっちゃ下がるかもしれんから固定金利の方がいいのでは...って思ったそこのあなた。
どうやら変動型の金利には下限があって、0.05%になっているようです。
つまり、増えるかも?はあっても、金利が元金の0.05%以下になることはないわけですね。(へぇ〜〜)
ところでさっきから長期金利ってなんやねんって思ったそこのあなたpart2。
長期金利っていうのは、簡単に言うと、
です。なんのこっちゃわからんですね。簡単にいうと、銀行が金利を決めるときに見てる数字の事らしいです。
つまり、
銀行の金利がクソ高くなったけど、国債の金利はそんな増えてないやん!損やん!
がないって事ですね。まぁあらゆる金利の基準と思っとけばいいと思います。多分。
一般的に10年物国債の利回りを長期金利と言います。
ちなみに利率ってのが元金に対する利子のことで、利回りってのが、例えば10年それ持ってたとしたら、一年あたりどれだけ増えてるかの割合。
ちなみに国債は減ることは99%ありません。残りの1%は戦争に負けるとか宇宙人が攻めてくるとかそういうレベル。そのときにはもちろん先に銀行が潰れてます。なので、やって損することはぜーたいないです。やりましょう。メリットしかないです。絶対に。
金利について
金利っていうのは、お金がどれだけ増えるかっていうのは、なんとなくわかると思います。
金利にも種類があります。"単利"と"複利"です。
単利っていうのは、0.05%って言ったら例えば100万円に対して、ずーと5万円。
複利は、100万円に対して、1回目は5万、2回目は初めの分合わせて、105万×0.05の5万2500円みたいにどんどん増えていくもの。
当然複利の方がお得ですね。
こっからわかるように、運用をしようと思ったら、途中で下ろさずにずっと持っておくこと!です。
です。100万円を5%で運用したら、72÷5で、14.4年で200万になるてことですね。
老後ってお金いくらぐらいいるんやろうか。
によると、ゆとりある生活には35万ぐらい欲しいですな。
って書いてる。でも内訳見たら、食費7万とか?じじい食い過ぎ。
まぁそれは人それぞれやとは思いますが、ひとまず30万としましょうや。
日本は、年金がもらえますね。今の平均の年金受給は14.5万ぐらいらしいです。これは、納付月数とか額によって違います。
ってことは、毎月16万円ぐらい足りないわけですね。
1年で192万円足りない。
老後30年ぐらい生きるとして、5760万円必要なわけです。しかも今後、年金の受給額がどんどん減っていくっていわれてる...しかもインフレのことも考えて...恐ろし。
じゃあどうすりゃいいの!!②
これまでの話を踏まえて、
- 銀行に預けても、さほど増えない(むしろ価値が下がることも..)
- 国債買っとけばいいかもね。
- それでも老後に安心する為のお金、全然足りなくね???
てことで、どうするかのお話です。
☆Let‘s 投資信託
あやしーーーっておもったそこのあなた。それな。
投資信託とか株とか言われると、まず思い浮かぶのは
ギャンブルじゃないかぁ!
だと思います。僕もそう思います。
まぁそう言わずに一回、株についてみていきましょう
株の買い方は、2種類あります。
- トレード
- 投資信託
まず一つ目のトレード。
"株"って聞くと思い浮かべるのは、多分これ。
一日中株の値動きをチェックして、売ったり買ったり...もちろん、こんなのはやりません。
FXとか先物とか、色々ありますが、全てスルーしましょう。なかなか大変です
ちなみに、ネットビジネス意識高い系の方々が、よくイキって株やってんねんって言ってるのはこれ。一人でコツコツ増やす分には、勉強して好きにしたらいいと思いますが。耳は傾けてはいけません。
僕たちがするべきなのは、
2つ目の投資信託。投資信託っていうのは、詰め合わせパックの事。
いろんな会社の株式をプロの人が運用して結果をもらう。
ここで気をつけることは、人から勧められた投資信託の話には、乗らない
こと。特にその人が関与してる商品。なぜなら、勧めた人が儲かりたいだけだから。
それでは、投資信託について詳しく見ていきます。
まず投資信託っていうのは、上記の通り詰め合わせパック。
一つの株がこけたら大損なトレードに対して、
一つの会社がこけても、他の会社があるから被害は少ないっていう考え方。
頻繁に例えとして、「卵は同じカゴに盛るな」って言われるやつ。
一つのカゴに卵全部入れてたら、こけたとき、
卵、全部割れた店長に殺される。。
やけど、
いろんなカゴに入れて、何回かに分けて運んで..
してたら、一回こけてもちょい怒られるぐらいで、
今日の営業どないすんねん!
みたいなことはない。
っていうのが、投資信託。
投資信託するには、いくつかの会社を選ばないといけません。
選び方には、大きく二種類あります。
- アクティブファンド
- インデックスファンド
まず1つ目のアクティブファンド。
これは、証券会社とかのプロがこれとこれとこれ!って選んでくれるやつ。
2つ目が、インデックスファンド。
これは、あるルールを決めといて、その日の指標に合わせて、機械的に運用するやつ。
さて、どっちにしましょうか。
これは当然プロが選んでくれる、アクティブファンドですね。安心やし。
...と言いたいところですが、全然違うようです。
理由いきます。
アクティブファンドに入れる会社をプロが選ぶときには、膨大な市場を調査し分析に分析を重ねます。
当然そこには、人件費がかかります。
つまりその分手数料が引かれるわけですね。
それに対して、インデックスファンドは、機械的に運用します。
限りなく人件費は0で、手数料もその分安くなります。
...でも、その分"プロ"が選んでるからいいのでは???
って思いますね。僕もそう思います。
ここで、小話を一つ挟みます。
昔々あるところに、メリウェザーという超優秀な投資家がいたそう。
1990年、彼は言いました、
「ノーベル経済学賞とかとってる人集めて、天才集団で投資信託 の商品作ろうぜ!! 」
そうして、金融業界のアベンジャーズが集結して、「LTCM」っていう商品を作りました。
それを聞いた資産家たちは、彼らに多額を出資し
みんな幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし
幸せに暮らしたと思われるアベンジャーズ。でも実際はたった5年後に倒産したらしいです。
衝撃の事実...
何が言いたいかっていうと、世界トップクラスの頭脳の人たちが本気で投資しても、投資で当て続けることは、
不可能
ってことです。日本のちょっとしたプロごときじゃ太刀打ちできない。。
てことはですね。
どんなけプロが考えて投資しても、指標に乗っ取って機械で投資してもあまり結果は変わらないということです。
この世の誰にも、上がるか下がるかなんて絶対に予想できないてことです。
むしろ今までのアクティブファンドの利益の平均が、インデックスファンドの利益の平均に勝ったことはほとんどないみたいです。プロとは?
となると、アクティブファンドを選ぶメリットが、一ミリもなくなってしまいます。(証券会社は当然この事実を隠します。)
それなら手数料が少ない方が絶対にいいですよね。
先ほども書いた通り、”誰かが考えた投資信託の商品は買わないほうがいい”てことになります。
熱心におすすめされればされるほど、怪しいって思ったほうがいいかもしれませんね。
怪しいと言うか、頑張った分だけそりゃ報酬欲しいですよね。売る側も。
運用してるので、増えるのは事実です。
でもそれならちょっと勉強して、自分でやった方が取られるお金は少なくなるよってイメージです。
マジで1mmも考えたくないって人は、任せたらいいと思います。
ちなみに 「今までの成績がいい」は、全く判断基準にならないことを覚えておきましょう。
今まで良くてもこれからいい理由には全くならないので。
帰納法は忘れましょう。(これを売り文句に勧めてくる人にはついていかない。)アクティブファンドの中でも、”毎月分配型”(毎月分配金としてお金が貰えるタイプ)は、絶対ダメ。手数料が鬼のぼったくり
具体的には、何を選べばいい??
具体的には、以下の点に気をつけて選びましょう!!簡単だね!
- インデックスファンドの商品
- できるだけ手数料が少ないもの
- 国内インデックスファンドと海外インデックスファンドを半々
です。
インデックスファンドの中でも色々あってわかんないですよね。
僕もわかりません
なんかとりあえずTOPIXのインデックスファンドを買っておいたらいいらしいです。
この辺はまた今度調べて、各銘柄の違いとか、詳しく書きますね。
ちなみに、よく見る、日経平均とTOPIXの違いについてはこんな感じ
日経平均・・・ピックアップした225の会社の単純な平均
TOPIX・・・東証一部上場の全企業の加重平均
つまり、
日経平均は、日本を代表する企業の平均で、
TOPIXは、日本の全上場企業の平均
ですね。
てことは、日本の景気が悪くなれば、TOPIXのポイントも下がる...?
って思いがちですが、そうでもなさそうです。
株の値段って、結局みんなの印象なんですね。
今からの日本ってどうなる?
って考えたとき、
超好景気!!!最高!!!
って思う人って多分この国にはいませんよね。
数年前から皆さんの頭の中には、
日本の景気はきっと悪くなる
っていう印象があると思います。
でもTOPIXのポイントは全然下がってないんです。
これって、まぁ悪くなるけど、許容範囲内!
ってことらしいです。
よくわからんね!
なんにせよ、景気悪くなった=TOPIXが下がる
ってわけではないらしいです。
この辺はまた別の機会に(ry
おまけ:確定拠出年金について
結論から言うと、やっといたほうがいい!
メリット
- 税金が安くなる
- どうせ運用するなら、お得だね。
- 例えば、月2万3000円を確定拠出で貯蓄に回すと、月5万円ぐらいお得。(所得税で)
- 60歳まで下ろせないから、意思が弱くてすぐにおろしてしまう人にはおすすめ
- 普通の投資信託で、海外インデックスファンドを買う人は、確定拠出のほうが手数料がやすかったりする。
デメリット
- 普通の投資信託に比べて、商品が少ない。
- 60歳まで下ろせない。
商品を選ぶコツ
- 基本的には、手数料が少ない、インデックスを選ぶ!
- 海外インデックスファンドと国内インデックスファンドを半分づつになるようにする
- パーセントが選べるはず
最後に
書くの疲れた。
なんか、社会人になっていきなり年金やら税金やら投資やら確定拠出年金やらいきなりいわれて、
誰も教えてくれんし、わからんわーいて感じよね。
めんどくさいね。
でも絶対やらないとね。
ちょろっと調べて書いただけなので、解釈が間違えてたら、教えてくださいね。
参考程度の気持ちでみてくださいね。
次回予告
鬼哭啾々